迫りくる大暴落と戦争“刺激”経済(ウォー・ブースト・エコノミー)

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迫りくる大暴落と戦争“刺激”経済(ウォー・ブースト・エコノミー)

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198646110
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

これから暴落が何度も市場を襲う。トランプは戦争刺激経済で無理やり経済を押し上げるが、ドル支配体制の崩壊は免れないだろうトランプのご祝儀相場は終わった。この2月5日にNYダウは1075ドルという過去最大の下げを記録し、日経平均も1364円安と世界的な株安連鎖となった。トランプは戦争刺激経済で暴落を迎え撃つ。パウエルFRB議長はイラク戦争の時のグリーンスパンのように金利を上げてゆく。2003年と同じ相場の繰り返しだ。何度も暴落が起こり、そのあと株価は上昇に転じる。これから3年の相場とそのあと3年の経済動向を予言する。

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
著・文・その他

目次

第1章 緩和バブルとともに沈みゆくドル(パウエル新FRB議長はがむしゃらに利上げする;NYダウの暴落で「適温相場」の嘘がバレた ほか)
第2章 戦争“刺激”経済しかなくなった(“第二次”朝鮮戦争が起きる;米軍の北朝鮮への爆撃は6月にある ほか)
第3章 金融市場で何が起きているのか(史上最大の大暴落のきっかけはフラッシュ・クラッシュだった;中国がシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の買収に動き始めた ほか)
第4章 世界経済における巨大なマネーの秘密(複利で爆発的にお金が増えるのが資本主義だ!;利子こそが資本主義を回転させるエンジンである ほか)
第5章 経済学は死んでしまった(アメリカがヨーロッパ500年に挑戦したのが行動科学;株で儲かった喜びよりも、大損する恐怖を重視 ほか)

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、講演・執筆活動を続けている。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

15
戦争刺激経済とは、まさしく、戦争で経済を刺激すること。戦争で「アメリカが勝った!」と安心感が広がり急激に株価が上がる。それに連れて日経平均もハネ上がる。ところが少しするとドドドと下がってゆく。こういう動きを2回3回金融市場は繰り返すだろう。3年後からドル覇権は崩壊に向かい1ドル60円になる。金価格も上がり始める。2018/12/25

九曜紋

13
著書は米国による北朝鮮空爆は6月に起こる、と「予言」した。その後、南北宥和と米朝対話へと向かうかに見えた北朝鮮情勢だが、ここにきて宥和と対話はやはり無い、という流れになっている。予言は成就するのか。もっとも、米国の歴史を振り返ると、軍産複合体を利するために戦争を起こしてきた訳で、トランプもまた「戦争刺激経済(ウォー ブースト エコノミー)」を希求するのは米国の宿痾だろうか。そしてその後の大暴落。われわれ日本人はなすすべもないのか。相変わらず「読ませる」のが抜群にうまい。2018/05/22

Great Eagle

1
大胆に予言してくれて面白いがまた外れた。米国はまだ北朝鮮を攻撃していないし、株価も戻しつつある。この先生は、いったい何者なのかとても気になる。2018/09/25

christinayan01

0
2018年5月の作品。著者によれば今年クラッシュがくるはず。 やっぱソフトバンクの有利子負債は彼も気になっている様子。俺も該社の株を絶対買わない理由がそれだけどね。 相変わらずゴールドと中国元推しだった。 対談のところによると、メガバンクのうちみずほ銀行が狙い撃ちされてバーゼルⅢ施行後にボロボロになるとのこと。東芝の次に日立が狙われるが、日立は防衛策をすでに張っているからたぶん軽症で済みそうということ。2019/01/06

Uz あなぐま

0
アメリカドルは崩壊し中国人民元が上昇する、らしい。戦争刺激経済に関する話は少なく著者が毎回話している内容の焼き直し。内容も構成もだんだんレベルが落ちていないかという不満はある。初期の副島本のような面白さは期待してはいけないのか。2018/11/10

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